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食品の安全・安心講座(米虫塾)趣意書
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 新しいISO9001:2015に準拠したISO22000:2018が、2018年6月19日に、発行された。リスクを考えた新しい食品安全マネジメントシステムである。

 NPO法人食品安全ネットワークは、1997年7月に設立されたが(NPO法人化は、2017年4月)、設立後まもなく、「HACCPにはマネジメントシステムが欠落しているという欠点がある」ことを,日本で最初に公表し、その基本認識で「HACCP実践講座(全3巻)」を執筆し、1999年12月から2000年3月にかけて公刊した。
 2005年9月に成立したISO22000(食品安全マネジメントシステム)は、HACCPに欠けていたマネジメントシステムを,ISO9001を用いることにより国際規格としたものである。2001年6月19日にAWIとして始まったISO22000(当時は、ISO20543)のCD(Committee Draft)とその邦訳が、2003年8月になり、然るべきルートから入手できた。その中には、食品安全ネットワークが設立当初から主張してきた内容が,具体的に記載されており、この情報は規格成立以前に会員間で共有すべきものと考え、当初三役で検討(2003.11.04)した後、意識有る会員全てに公開すべく、2003年12月6日に第1回”食品安全ネットワークISO22000研究会”を立ち上げた。
 ISO22000の規格化は、大変難航し、CD版での大改訂が続き、DIS版になっても大きな変更が行われた。“ISO22000研究会”では、その様な変更を、逐一フォローすると共に、この規格の成立後も、その重要性と今後,さらに広く食品の安全・安心に関する課題などについて,議論してきた。その過程で、会の名称も”食品の安全・安心講座”、通称”米虫塾”と呼ばれるようになり、現在は原則、奇数月の第3土曜日に行われている。

 食品の安全・安心に興味のある会員諸氏の多いなる参加(講座聴講と共に、自身の意見発表,いわゆるGive and Take)を期待する。

                               2018/06/25   塾長 米虫節夫

参考:以下は、2003年にこの研究会を創設したときの趣旨である。2018年版が公表された今日、歴史的な意味もあるので、そのまま掲載しこの趣意書の一部としたい。
 趣旨:食品安全ネットワークは一貫してHACCPシステムを食品の安全と安心を得るための手段であり、その効果を確実ならしめるためには企業全体のマネージメントシステムの一環としてHACCPシステムが位置づけられなければならないことを主張してきた。
 今般、その趣旨に一致する国際規格ISO22000が発行されようとしているが、ISO9001や総合衛生管理製造過程の時のようにユーザーからの声がないまま、審査登録機関が活動を始めると、ユーザーにとって本当に役に立つとはいえないものになる可能性も高い。
 そこで食品に関連する多くの分野の集まっている食品安全ネットワークが率先してこの問題に対応し、中小・零細企業においてでも簡単に作ることの出来るISO22000対応システムを考えることは有意義なことと考えここにISO22000研究会を組織した。

 食品安全ネットワークISO22000研究会は、

  1. ISO22000システム対応のマニュアル案の作成
  2. 食品製造業におけるISO22000対応の企業システムの構築法
  3. 食品製造業以外の食品関連企業におけるISO22000システムの構築方法
  4. ISO22000システムの審査登録のあり方

などについて、食品安全ネットワーク会員の有志が集まり give and take の精神で研究することを目標とする。

(2003.11)